« 生育歴その3のおまけ:元ことばの教室の先生に会ってきました。 | トップページ | 教えて私の「脳みそ」のかたち »

2005.08.18

親に発達障害を分かって貰うには

夫婦共々発達障害を持っていることが分かり、この数日、実家の親にはとても迷惑をかけてしまっています。

今のところ以下の点で、どうしようと私と、私の両親で話し合っているところです。

生活エネルギーのアンバランスさ

私の場合は、仕事から帰った時に、疲れ果てて横になることが多いです。今でも、昼までの勤務なのですが、そのあと、1時間ぐらいは横になっています。そのくせ、動けるときには何処までも付き合ってしまう。付き合ったあとは、動けなくなってしまう。

運動で言うと、マラソンでいいのに、短距離走と、ぶっ倒れている事を繰り返している様な感じでしょうか。

これは、体力だけではなく、精神力の消耗も関係します。脳を使いすぎることによってこのようなことが起こります。

不器用さの克服

私の場合は、仕事での電話の応対や、人づきあいに出ることが多いです。
電話での応対の場合、注文の品物や相手の名前や電話番号を聞き違えることが良くあります。人づきあいの場合は、他人から言われないと、応対することは不可能です。ですので、名刺交換の時は、よっぽど頭の中でシミュレーションをして望む以外は、第三者を介して行なう必要があります。

共依存の回避

この問題は私より、嫁さんのことです。2005年の4月に起きたJR福知山線の脱線時この影響で嫁さんはJRに乗ることが出来なくなりました。その影響で、しばらく体調の不調が続いていたのですが、しばらく私が嫁さんの仕事に付き添わなくてはいけなくなりました。それが続くと共依存になる可能性が高くなるので、JRに乗れる様に訓練した上で、少しずつ一人で行動できる様にしようと考えています。

コミュニケーションが受け身になりがち

昨日、嫁さんとの口論で明らかになったのですが、嫁さんが言いたいことが言えなくなっている状態になっていました。私は私なりに答えたつもりが、嫁さんは真に受けてしまい、それからの会話が出来なくなっている状態になっていました。たとえば、私が

『関西の漫才って面白くない』

とか

『ドラマはあまり面白くないので見たくない』

というと、まったく見なくなってそれがストレスという形に現れてしまいこの2週間程度、体調を崩した一つの原因となってしまいました。

以上の問題を明らかにするために、両親にははじめにいくつか本を読んで貰うことにしました。一つ目は私が自閉症スペクトラムの診断を受けたときに嫁さんが勉強のために買ってくれた本です。子供が自閉症かも知れないというときに最初に読むのにおすすめの本ですが、成人になって気がついてから読んでも、生きる希望が出てくる本です。

もう一つは、ADHDと自閉の違いを分かりやすく説明してくれた本です。発達障害は正常域と発達障害域まで、連続体(スペクトラム)になっていることも詳しく説明されています。

もう一冊自閉症協会の作成された小冊子を読んで貰っています。

これで私や嫁さんと、実家の両親との確執が少しでも解決する事をお祈りしたいとおもっています。幸いにも私の様な問題児も、個性として受け入れて育ててくださったので、理解はあるかなと思っています。

とはいえ、嫁さんはともかくとして、私の自閉性はあくまでも特性としてとらえていくつもりです。私に関しては親やことばの教室の先生とも同意見です。というのは、

  • 独り言、繰り返しが不安の時以外出ていない
  • 趣味を上手く活用している(鉄道趣味、パソコン、ドライブ、旅行など)
  • 仕事の部署が現在一人なので、他人に評価されない(上司には評価されるけど)
  • 仕事自体はユーザ企業のSEなので、SIer(コンピュータ会社や、システム構築会社)のSEに比べたら気が楽

というので、ある程度自閉性特性を生かしている所があります。
自閉文化とは言えないと思うけど、その一片は『忍鉄道株式会社』をご覧ください。

↓人気ブログランキングに清き一票をお願いいたしますm(._.)m

いまこのブログは何位かなo(^-^)o

|

« 生育歴その3のおまけ:元ことばの教室の先生に会ってきました。 | トップページ | 教えて私の「脳みそ」のかたち »

コメント

お久しぶりです。
私も親に自分が診断されたのを説明するため、本を数冊渡しましたが「十人十色のカエルの子」がいちばんわかりやすかったと母は言っていました。
あと・・・私の母親の場合だけど、実際に「自立のために障害者手帳を取ってもいい、障害者として暮らしていくのもありだな」という言葉が出るまでにカムアウトから1年半以上かかりましたので、ご両親に理解してもらうまで相当な時間がかかると思います。どうか焦らないでくださいね。

投稿: 空音 | 2005.08.19 15:28

空音さん

アドバイス、ありがとうございます。
十人十色のカエルの子は、一番分かりやすい本であることは分かっていましたが、親の職業や、経歴などを考えると、ちょっと簡単すぎるかなと思いました。
というのは、親は今でも当時の通級教室で知り合った方と交流があるので、障害に関しては理解ある方だと感じたからです。
まあ、自閉、ADHDに関してはある程度理解があるので、私、親共々のんびり構えております。

投稿: 忍(にん) | 2005.08.21 11:49

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/15841/5532881

この記事へのトラックバック一覧です: 親に発達障害を分かって貰うには:

« 生育歴その3のおまけ:元ことばの教室の先生に会ってきました。 | トップページ | 教えて私の「脳みそ」のかたち »