« 自分だけのライフスタイルを確立させるには | トップページ | うちの嫁さん、新聞&TV出演 »

2007.04.28

発達障害者にとって、便利な道具とは(その1)

発達障害者は子供はもちろん、大人になっても苦手な所をひきずります。

ADHD者はなんとなくですが、運動自体は好きなのだろうと思います。しかし、自閉の人は運動が苦手な人が多い。多分持久力、スタミナは練習すればするほど上がっていくのだが、微細な運動が苦手だと専門書では書いている。

しかし、そのような不器用さは大人になるにつれて少しずつ無くなっていくとは思いますが、スポーツ系などでは苦手意識はなくなりません。うまくいけば生活には支障の無いように見えるようになるまではできるかもです。

講演やシンポジウムなどで話させてもらったときに、少なからず出てくるのは、さまざまな感覚の過敏さや、苦手なことをどうやって抑えるのかという質問です。

先に指摘しておきたいのは、過敏さ、苦手さ、私たちにおけるさまざまな軽くなることはあれども、障害自体はなくなるものでは無いということです。と言うことは、もし、あなたが、サッカーが苦手だから、サッカーをうまくなりたいと思っていたとします。練習を繰り返していくうちに、少しはうまくなるでしょう。しかし、選手に選ばれるほどになるのは難しいのです。

一般に言えば、苦手なことでも練習を繰り返していけば、トップになれると書いています。あなたが好きであれば、とことんまで練習をしていけばいいでしょう。しかし、元々能力が無いのに、そこまでやるのはしんどいことだと思います。それよりも、あなたが好きなことを突き詰めていけば精神的にも楽だし、楽しんで取り組むことが出来ると思います。

ですので、過敏、苦手なことで、本来本人が悩む必要は無いのです。それよりも、その過敏、苦手なこととどうやって付き合うかについて悩んだほうがいいと思います。もっとも、全てうまくいくことはありません。いつかは向き合わなければいけないこともありますし。

私が気づき、実行していた対策方法を下記に挙げておきます。

・視覚過敏
 ・サングラス
  度数を調節しないといけない
  お気に入りのブランドがあると良い
 ・私の場合
  晴れ=OK
  曇り=NG(こちらのほうが眩しい)
  かといって、サングラスをかけると色彩の違いで混乱する・・・

・聴覚過敏
 ・耳栓
  スポンジ製、その他は遮音性が低い
  プラスチック製の耳栓があるが、あまり効果が無かった。
  ある知り合いは音楽用のヘッドホン(最近性能が良いですね)を活用

・味覚過敏
 ・薄味にこだわる
 ・カフェインの少ない飲み物(紅茶、ウーロン茶)を飲む。
  日本茶(煎茶、緑茶)はNG、
  私の場合、カフェインが多いと興奮するより、眠ってしまう。
 ・自分の好みの味=他人受けが良い?

・嗅覚過敏
 ・近寄らない
 ・お気に入りの香りを持ち歩く

・触覚過敏
 ・生地の材料を選ぶ
 ・我慢できる所を見分ける(靴下は外でははくが、中では脱ぐ)

・不思議な感覚
 ・ぬいぐるみ
 ・抱き枕
 ・布団の厚さ

迷子になる
・GPS携帯を持ち歩く
・車の運転の場合、ナビが必要です
 (瞬時に沢山の情報を処理しないといけないため)

ノートが取れない
・ノートパソコンの持ち込み
・ボイスレコーダー、テープレコーダーを使う
・デジカメを使う
・マインドマップの技法(ただし、マインドマップのサンプルは参考にはなるけど、下手でも自分で作るのが大事)
・下手な字でもOK。誰も見ないし。

今の携帯電話、PDA
・発達障害者には必須アイテム
・スケジュール管理
・ボイスレコーダー、デジカメ、ナビなどが付いている
・お気に入りの音楽を入れておける
・電池の問題が解決すれば・・・
・PDAも便利。電話しなければ使える。
・多機能MP3プレイヤー
 ・ボイスレコーダ、非常時のUSBメモリにもなり、防備録のダウンロードが出来る

食事の量
・一日3食を基本
・おやつはOKだが、出来るだけ少量に

パニック対策
・ぬいぐるみを握る(携帯電話の)

道具を含めて説明しました。

次回は、具体的に道具を紹介します。

後日追加:あるくんさん「あるくんの今日このごろ」で、ご自分にアレンジして書いてくださっています。ついでに参考にしていただけるとうれしいです。

P.S.3月以来、かなり興奮して、いろいろ書きたかったことをまとめようと思って、はじめましたが、そろそろネタギレ状態。私自身の表現力が無いためか、もしくはメインの仕事を抱えているためか。そろそろネットの世界、趣味ごとにサイトを分けようかと企画中であります。

|

« 自分だけのライフスタイルを確立させるには | トップページ | うちの嫁さん、新聞&TV出演 »

コメント

わかりやすいですね~。
自分でこんな風に、苦手な感覚のことをまとめると、
対策も立てやすいし、何か起こったとき、あんしん。
子供でも同じかも知れません。
今は、私がサポートブックを作って、
苦手な事や感覚、対処法を支援者の方にお渡ししていますが、本人ができるようになったら、一緒にまとめていこうと思います。

投稿: み | 2007.04.29 08:59

みさん
ありがとうございます。
あるくんが、私の記事を元にして、ご自分のノウハウを公開してくださっています。もし、よろしければ皆さんで共有しませんか。
よろしくお願いします。

投稿: 忍(にん) | 2007.05.02 00:04

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/15841/14878255

この記事へのトラックバック一覧です: 発達障害者にとって、便利な道具とは(その1):

» 花粉症 茶 [花粉症 茶]
花粉症 茶に関するサイトです。あなたの困っていることが解決される情報があるかもしれません。必要な人以外はみないでください。 [続きを読む]

受信: 2007.04.29 01:20

« 自分だけのライフスタイルを確立させるには | トップページ | うちの嫁さん、新聞&TV出演 »